アランマーレ秋田が、ホームでアイシンに62-82で敗戦。佐藤京香(25)は3点シュート(3P)2本を含む12得点、3アシストでチームを引っ張ったが、上位8位までが臨めるプレーオフ(PO)進出に「黄色信号」が点灯した。3日の第2戦に敗れた場合、今季の9位以下が決定。PO進出の可能性が消滅し、来季のフューチャー(2部)参戦が決まる。

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何としても勝たないといけないホーム戦だったが、主導権を握られた。2点を追う第1クオーター(Q)中盤は佐藤京の3Pで一時逆転し、波に乗ったオフェンスの連続得点で11点をリード。だが、そこから失速。終盤にかけて単調な攻めが続き、インサイドで決めきる相手に逆転された。小嶋裕二三ヘッドコーチ(HC、56)は「ゴールに直接アタックすることが減り、3P頼りの攻撃になった。シュート率が低下し、追い越された」と振り返った。

意地を見せたのは、12点を追う第3Q。ペイントアタックが少なかった前半を終え、佐藤京は「もっと攻めようと意識した」。チーム全体で積極的に攻め込み、そこから3Pを成功。同Q中盤は自身のシュートで2点差に追い上げたが、オフェンスを止められずリードを広げられた。「自分たちは1本をやっと決めるが、相手には簡単にやられた。相手にリズムを与えず、自分たちのペースを持ちたい」と切り替えた。

PO進出の可能性はある状況だが、さらに瀬戸際に追い込まれた。小嶋HCは「佐藤京が3Qの出だしで中を攻めることを意識し、ああいうプレーができたのであれば、最初からそれをやることが当然だとみんなに思ってほしい」と奮起を促した。連敗脱出と24年ホーム初勝利がかかる一戦。目の前の試合で全力を出し切る。【相沢孔志】