<女子ハンドボール・北京五輪世界最終予選:ハンガリー39-29日本>◇30日◇ブカレスト

 日本は五輪出場を懸けてハンガリーとの最終戦で敗れて通算1勝2敗となり、1976年モントリオール五輪以来、32年ぶりの五輪出場はならなかった。

 日本の序盤は体格で上回る相手に一進一退の展開だったが、ミスからリズムを失って前半6点のリードを許した。後半は速攻を主体に小松(カストロ=スペイン)や藤井(オムロン)の得点で食い下がったが、守備が持ちこたえられず、攻守に地力の差を見せられた。

 2組は29日に2勝目を挙げて五輪出場を決めたルーマニアに続き、ハンガリーが2勝1敗として出場権を獲得した。

 男子の日本代表は5月下旬に実施される世界最終予選に出場する。