<テニス:全米オープン>◇4日◇女子ダブルス準決勝◇ニューヨーク・ナショナル・テニスセンター

 第4シードの杉山愛(ワコール)カタリナ・スレボトニク(スロベニア)組は、第10シードのリサ・レイモンド(米国)サマンサ・ストーサー(オーストラリア)組に5-7、1-6で敗れ、決勝進出はならなかった。

 相手ペアは今大会こそ第10シードだが、6月のウィンブルドンで準優勝。第1シードだった昨年のウィンブルドンと全仏では、杉山組に準決勝で逆転負けして雪辱にも燃えていた。

 強豪相手に万全の調子でなければ勝つのは難しく「自分の動きが良くなかったし、相手の方が積極的だった」と完敗を認めた。

 ただ、単複を通じて今季の4大大会では最高の準決勝進出を果たし「久々にグランドスラムの2週目にプレーできた」と充実感も口にした。さらに、男子シングルスの錦織の活躍については「これで引退後の楽しみができた」と笑っていた。