北京五輪の陸上男子400メートルリレーで銅メダルを獲得した朝原宣治(36=大阪ガス)が3日、大阪・咲くやこの花中学校・高校で講演を行った。大阪市の教育事業「トップアスリート夢授業」の第1回として開催され、780人の生徒を前に熱弁を振るった。

 自身の経験をもとにして「チャレンジすることが大事。僕も(昨年の)大阪世界陸上後から北京五輪まで現役を続けるのは大きな挑戦だった。みんなはまだ伸びしろがある。いろんなことに興味を持って頑張ってほしい」とエールをおくった。講演後には中学1年生20人を相手に陸上の実技指導も行い、ジャージー姿で練習法などを教えていた。