フィギュアスケート男子のトリノ五輪金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は9日、来年2月のバンクーバー五輪を目標に来季から本格的に競技に復帰する考えを明らかにした。名古屋市内で行われたエキシビションに出演後「大会用の新プログラムも用意している。復帰の一番の理由は五輪。まだ26歳で若い。五輪で表彰台を目指す」と話した。

 プルシェンコは世界選手権で3度優勝の実績を持つ。トリノ五輪後はアイスショーなどでプロスケーターとして活動。2007年に復帰を宣言したが、ひざの手術などもあって競技から遠ざかっていた。4シーズンぶりの実戦では、国内の大会や欧州選手権出場を考えているという。