<全国都道府県対抗女子駅伝>◇11日◇京都・西京極陸上競技場発着(9区間42・195キロ)

 京都が2時間15分39秒で大会史上2度目の5連覇を果たした。京都の優勝は13回目。昨年のメンバーが7人残り、層の厚さを見せ付けた。

 シドニー五輪女子マラソン7位の山口衛里監督(天満屋コーチ)が初めて指揮を執った岡山は県ベストタイの2位。3年連続の表彰台と安定した走りを見せた。兵庫が3位。長野は8位に入り、初の入賞となった。

 総合順位とタイム、各区通過時点の順位は以下の通り。~総合順位~(1)京都

 2:15:39(2)岡山

 2:17:03(3)兵庫

 2:17:42(4)熊本

 2:19:09(5)福岡

 2:19:18(6)埼玉

 2:19:22(7)宮崎

 2:19:23(8)長野

 2:19:28(9)長崎(10)愛知(11)神奈川(12)千葉(13)山口(14)山形(15)広島(16)静岡(17)愛媛(18)新潟(19)岐阜(20)福井(21)栃木(22)群馬(23)鳥取(24)東京(25)宮城(26)佐賀(27)滋賀(28)山梨(29)秋田(30)福島(31)茨城(32)大阪(33)島根(34)鹿児島(35)富山(36)岩手(37)高知(38)徳島(39)三重(40)和歌山(41)北海道(42)石川(43)青森(44)大分(45)香川(46)奈良(47)沖縄~詳細~◆スタート前

 正午現在の天気は晴れ、8・0度。湿度は59%。午後0時半にスタートした。◆1区(6キロ)

 京都の木崎良子と昨年区間賞で北京五輪女子マラソン13位の岡山の中村友梨香が並ぶようにして2区へタスキを渡した。(1)京都

 19:14(2)岡山

 19:14(3)埼玉(4)山梨(5)山口(6)福島(7)広島(8)島根(9)福井(10)大阪◆2区(4キロ)

 トップと48秒差の32位でタスキを受け取った北京五輪5000メートル代表の兵庫・小林祐梨子が12分07秒で走り、自らの持つ12分18秒の区間記録を4年ぶりに更新。29人を抜き、トップと16秒差で3区にタスキを渡した。(1)岡山

 31:53(2)山口(3)兵庫(4)京都(5)埼玉(6)山梨(7)熊本(8)大阪(9)福島(10)宮崎◆3区(3キロ=中学生区間)

 京都の双子姉妹の姉、久馬悠が区間賞。兵庫の渡辺真央も健闘し、兵庫が首位に立った。静岡も5人を抜いて6位に浮上した。(1)兵庫

 41:37(2)京都(3)岡山(4)埼玉(5)山口(6)静岡(7)宮崎(8)福島(9)山梨(10)長野◆4区(4キロ)

 京都、兵庫、岡山の3強が競り合った。抜け出したのは岡山の重友梨佐。2位京都に10秒差をつけて5区にタスキを渡した。(1)岡山

 54:40(2)京都(3)兵庫(4)宮崎(5)山口(6)埼玉(7)熊本(8)山形(9)鳥取(10)愛知◆5区(4・1075キロ)

 岡山・浦田佳小里が快走し、1位をキープ。昨年の京都がつくった1時間07分48秒の大会記録に4秒差に迫る好タイムで5区を終えた。京都の夏原育美が区間賞。長崎の西見陽子も健闘し、順位を28位から14位に上げた。(1)岡山

 1:07:52(2)京都(3)兵庫(4)宮崎(5)熊本(6)愛知(7)埼玉(8)山口(9)長野(10)福岡◆6区(4・0875キロ)

 岡山の久保木亜衣が健闘し、岡山が首位を守る。京都も14秒差で続いた。3位兵庫はトップから1分5秒と差が開いた。長崎は9位に順位を上げた。(1)岡山

 1:20:46(2)京都(3)兵庫(4)愛知(5)長野(6)熊本(7)埼玉(8)宮崎(9)長崎(10)福岡◆7区(4キロ)

 岡山がトップをキープしたが、2位京都が4秒差に迫った。1区34位スタートの愛知が3位に順位を上げた。(1)岡山

 1:33:22(2)京都(3)愛知(4)兵庫(5)熊本(6)埼玉(7)宮崎(8)福岡(9)長崎(10)広島◆8区(3キロ=中学生区間)

 トップと4秒差の2位でタスキを受け取った京都の双子姉妹の妹、久馬萌が区間記録を12秒短縮する9分41秒と見事な走りを見せ、トップに立った。2位岡山には52秒差をつけた。(1)京都

 1:43:07(2)岡山(3)兵庫(4)愛知(5)埼玉(6)熊本(7)福岡(8)宮崎(9)静岡(10)広島◆9区(10キロ)最終区のため、順位は上記の総合順位。