<名古屋国際女子マラソン>◇8日◇名古屋市瑞穂陸上競技場発着

 マラソン初挑戦の藤永佳子(27=資生堂)が2時間28分13秒で優勝し、世界選手権代表に決まった。

 藤永は諫早高(長崎)時代の99年に、セビリア(スペイン)で行われた世界選手権の5000メートルに日本代表として出場。筑波大卒業後はけがに苦しんだが、この日は辛抱強く追い上げて勝ち、代表の座をつかんだ。

 昨年10月に引退したシドニー五輪女子マラソン金メダリストで、一般参加した高橋尚子さん(36)は2時間52分23秒で29位だった。