アイスホッケーのアジア・リーグへの新規参入が事実上決まった「東北フリーブレイズ」の荒城啓介ゼネラルマネジャー(GM)兼監督(34)らが14日、仙台市内で記者会見し「開幕戦勝利とプレーオフ進出を目指し、チーム作りをしていきたい」と抱負を述べた。

 すでにトライアウトなどで14選手を獲得したが、荒城GMは戦力について「フィジカル面が劣っている」と指摘。今後は解散した西武の選手や外国人を補強して開幕に臨む意向を示した。

 運営費は年間約1億5000万円を見込んでいる。東北地方に根差したチームで1試合平均1500人の観客動員を目指す。新規参入は9月のアジア・リーグ総会で正式承認される見通し。