陸上の日本短距離界の新星・江里口匡史(まさし、早大)が、メダリストの仲間入りに意欲を示した。日本陸連は29日、広島市のホテルで会見し、世界選手権(8月、ベルリン)の代表選手を発表。28日の日本選手権100メートル決勝で初優勝を果たした江里口は「個人では準決勝進出、リレーではメダル獲得に貢献することが目標です」と話した。日本代表は北京五輪の男子400メートルリレーで銅メダルを獲得したが、朝原氏が引退し、末続が休養中のため、2人が入れ替わる予定。100メートルを制した江里口は、新戦力としてのメンバー入りが確実視されている。