ジャマイカ反ドーピング機関の関係者は26日、陸上の世界選手権(8月・ベルリン)代表の短距離5選手がドーピング検査で陽性反応を示した問題で、検出された薬物が5人とも同じ興奮剤であることを明かした。

 この物質は世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物リストには入っていないが、同国の国内機関では禁止されている。

 ジャマイカの地元紙では男子400メートルのアロディン・フォザーギルらが実名で報道されているが、ウサイン・ボルトやアサファ・パウエルは含まれていない。