ジャレット米大統領上級顧問は30日、2016年夏季五輪の開催都市を決める10月2日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、シカゴの招致プレゼンテーションには、オバマ大統領とミシェル夫人が登壇者としてそれぞれがスピーチすることを明らかにした。夫妻は45分間のプレゼンの最後まで残り、IOC委員との質疑応答にも参加する。

 ミシェル夫人は30日にコペンハーゲンに到着し、午後からIOC委員が宿泊するホテルでロビー活動を開始。同顧問は「個別または小さなグループでなるべく多くのIOC委員と面談する。シカゴ育ちのミシェル夫人は最適任だ」と話した。大統領自身は2日に現地入りする。