<競泳:東京スイミングセンター招待公認記録会>◇2日目◇21日◇東京スイミングセンター

 男子200メートル平泳ぎで、昨夏の北京五輪で2大会連続平泳ぎ2冠に輝いた北島康介(27=日本コカ・コーラ)は、2分14秒31で2位に終わった。前半は首位だったが、150メートル手前で今夏の世界選手権代表の立石諒(20=慶大)にかわされ、最後は引き離された。2分12秒65で制した立石とは、1秒66の大差がついた。五輪後の長期ブランクがあっただけに、レース後の北島は「彼はずっと(競技を)やり続けていた。今の自分では相手にならない。水中では『早く終わってくれ』という気持ちだった」と笑いながら振り返り、体力不足を痛感していた。