12月6日に開幕する、競泳の東アジア大会(香港)日本代表が30日、都内で行われている合宿の練習を公開した。今夏の世界選手権男子200メートル背泳ぎで銀メダルを獲得した入江陵介(19=近大)は、10月末に感染性胃腸炎にかかり、39度の熱などで約1週間ダウンしていたというが「やっと(調子が)上がってきた。順調に仕上がってきた。前半から積極的なレースをしていきたい」と、ライバルとなるピアソルやロクテら米国勢不在だけに、優勝だけでなく好タイムも狙っている。

 また04年アテネ五輪女子200メートルバタフライ銅メダリストの中西悠子(28=枚方SS)は、昨夏の北京五輪以来となる日本代表でのレース。「肉体は衰えているかもしれないけど、頭の中は成長していると思う」と、経験を生かした泳ぎで日本新記録樹立を狙っている。