日本オリンピック委員会(JOC)の市原則之専務理事ら幹部が、単独での2020年夏季五輪招致を検討する広島市の秋葉忠利市長と4月上旬に面会することが15日、分かった。同市の開催計画の進ちょく状況を確認するのが目的。

 長崎市が1月に共催を断念し、広島の招致検討委員会は1994年アジア大会の主会場だった広島広域公園陸上競技場(広島ビッグアーチ)をメーンに想定した基本方針案を打ち出している。

 JOCは国内候補都市選定について財政や理念など複数の選定基準を設定し、来年7月までに最終決定するとしている。(共同)