<バドミントン:全日本総合選手権>◇最終日◇12日◇混合ダブルス◇代々木第2競技場

 イケシオが残り1点に泣いた。池田信太郎(29)、潮田玲子(27=ともに日本ユニシス)組は、第2ゲームでマッチポイントを奪いながら逆転で敗れ、2年連続での準優勝に終わった。

 昨年決勝の再現となった平田典靖(27)、前田美順(25)組相手に第1ゲームを21-18で先取。第2ゲームも23-22とマッチポイントを握った。しかし、それを失うと、最終ゲームもリードを奪いながら落とし、最後は平田のスマッシュが決まり万事休した。潮田は「悔しい。あと1点が取りきれなかった」と、コート上でがっくりと肩を落とした。池田も「悔しい気持ちでいっぱい。最後は少し引いてしまった」と悔やんだ。

 2人で組む試合は今季は終了。来年は1月から世界ツアーを転戦し、5月から始まる12年ロンドン五輪に向けた出場権獲得レースに挑む。