ロンドン五輪の競歩のテスト大会が30日、バッキンガム宮殿からトラファルガー広場につながる大通り「マル」を発着点とする2キロの周回コースで行われた。男子で日本の第一人者の山崎勇喜(自衛隊)が視察し、レース前に本番コースを歩いた。

 右膝を痛めて休養中の山崎は「歩きやすいコース。本番に出たくなる」と印象を語った。故障については「だいぶ良くなっているが、完治はしていない。できれば10月末のレースに出たい」と希望を語った。

 テスト大会は男子20キロを王鎮(中国)が1時間24分24秒、女子20キロはジョアンナ・ジャクソン(英国)が1時間31分50秒で制した。