<男子テニス:スイス室内>◇6日◇スイス・バーゼル◇シングルス決勝

 世界ランキング32位の錦織圭(21=ソニー)のツアー2勝目はならなかった。決勝では4大大会歴代最多の16度優勝を誇る同4位ロジャー・フェデラー(30=スイス)に1-6、3-6のストレートで敗れた。

 -試合を終えた時は

 錦織

 相手がフェデラーということよりも、決勝でいいプレーができなかったことが悔しかった。

 -相手のプレーは

 錦織

 予想以上にプレーが速くて、どんどん攻めてきた。甘いボールは逃さず、左右に振ってくる。それに足がついていけなかった。

 -今大会の結果には

 錦織

 正直、ここまで来られたことにびっくりしている。1回戦からタフな相手で、いつの間にかここまで来たという感じ。

 -一番強かったのは

 錦織

 フェデラーです。

 -今回、得た経験は

 錦織

 フェデラーとの対戦は夢の実現だった。憧れの選手だったし、ずっと対戦したいと願っていた。いい経験になったし、また対戦したい。

 -再戦でどう攻める

 錦織

 もっと自分から攻めて、リスクを冒さないと勝てない相手。サーブキープが第一になると思うし、ストロークからもっと前に出る形ができれば。サーブがすごく良く、読みにくかった。あのサーブも攻略しないといけない。