<女子レスリング:世界選手権>◇27日◇カナダ・ストラスコナカウンティ

 開幕して非五輪階級の3階級を行い、67キロ級で24歳の井上佳子(クリナップ)が3位決定戦でインド選手に2-0で勝ち、2年連続で銅メダルを獲得した。井上は2回戦で敗れたが、敗者復活戦を勝ち上がった。

 59キロ級の2回戦で敗れた初出場の島田佳代子(自衛隊)は敗者復活戦に回り、3位決定戦で英国選手にフォールで敗れて5位だった。日本レスリング史上初の母子代表となった51キロ級の17歳、川井梨紗子(愛知・至学館高)は2回戦でインド選手に敗れた。

 五輪と世界選手権を合わせ、13大会連続世界一を狙う55キロ級の吉田沙保里(ALSOK)は28日(日本時間29日未明)に登場する。