日本水連は23日の常務理事会で、来年の世界選手権(バルセロナ)に向けて競泳のメダル候補8選手を指定し、各所属で来年3月下旬までに行う強化合宿について、金銭的に補助することを決めた。選手本人だけでなくコーチ、トレーナーにも支給される。金額は未定。

 対象となるのは男子背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)、女子平泳ぎの鈴木聡美(山梨学院大)らロンドン五輪個人種目メダリストと、9月に男子200メートル平泳ぎの世界新記録を出した山口観弘(志布志DC)。泉正文専務理事は「それぞれの練習拠点で強化をしっかりやってもらうということ」と話した。