<バドミントン:全日本総合選手権>◇最終日◇9日◇東京・代々木第2体育館◇女子ダブルス決勝

 フジカキが、思わぬ形で解散の時を迎えた。女子ダブルス決勝で右ひざを負傷した藤井瑞希(24=ルネサス)は「最後まで試合ができずに申し訳ない。こんな形で終わったけれど、悔いはありません」と話した。

 ロンドン五輪で銀メダルに輝いた垣岩令佳(23=ルネサス)とのダブルスは、年内いっぱいで解消予定。右ひざ前十字靱帯(じんたい)と半月板損傷の疑いで、残る日本リーグは「応援とサポートに回る」と話しており、この日が同ペアのラストマッチとなってしまった。日本代表からの引退も表明している藤井は、今後について「まずケガを治してから」とだけ話した。