北海道の道立校、札幌西高山岳部が東南アジア最高峰のマレーシア・キナバル山(4095メートル)登頂に31日、成功した。

 この企画は同校が創立100周年を迎えることから、在校生によるドリームプロジェクト応募18件の中から選ばれた。夢は夢で終わらせるのではなく「やるときはやる」という同校の実行精神を、同校34期卒業生が中心となって支援した。

 部員7人とも海外の4000メートル級登山は初めてだが、小野純太さん(2年)は「キナバルは世界自然遺産にも指定され、多くの生物が生息、文化も含めて学ぶことが多いと思います」とこの登山の意義を話した。