<フィギュアスケート:韓国選手権兼世界選手権代表選考会>◇5日◇ソウル

 女子ショートプログラム(SP)でバンクーバー冬季五輪金メダリストの金妍児が64・97点でトップに立った。

 金妍児は滑り出した直後に転倒し、最初の2連続3回転ジャンプが単発の1回転になるなど精彩を欠いたが、2位に10点以上の大差をつけた。ウオーミングアップで転倒したが「影響がなくはなかった」と認めた。

 金妍児が韓国で大会に出場するのは2008年のグランプリ(GP)ファイナル以来。今回は韓国の国内大会で初めてチケットを売り出したが、発売直後に売り切れる人気だった。