国際オリンピック委員会(IOC)がまとめたロンドン五輪実施26競技の評価報告で、レスリングは人気度や国際レスリング連盟(FILA)の組織体制などで低い評価だったことが分かった。12日、AP通信が報じた。

 ロンドン五輪での人気度は10段階の5を下回り、テレビ視聴者数やインターネットのアクセス数、メディアによる報道も少なかったと判定された。IOCはさらにFILAの意思決定機関に選手代表が入っておらず、女性委員会はなく、理事会に医事専門家もいないなどと指摘した。

 近代五種も人気度やテレビ放送などで評価が低かった。