日本スケート連盟は19日、来季の強化選手を発表し、フィギュアの特別強化に昨年の全日本選手権で3位に入った女子の宮原知子(大阪・関大高)が初めて入った。15歳の宮原はソチ冬季五輪出場を目指してシニアデビューする。

 男子の高橋大輔(関大大学院)や早大1年の羽生結弦、女子の浅田真央(中京大)は引き続き特別強化に選ばれた。女子で休養している安藤美姫は強化指定の対象にならなかった。

 スピードの特別強化は男子の加藤条治、長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)や女子の小平奈緒(相沢病院)らが入り、穂積雅子(ダイチ)は新設されたナショナル団体追い抜き強化選手にも選ばれた。

 ショートトラックのナショナル選手は世界選手権女子3000メートルリレー銅メダルの伊藤亜由子(トヨタ自動車)酒井裕唯(日本再生推進機構)清水小百合(中京大職)桜井美馬(東海東京証券)らとなった。