「レスリングを五輪競技に復活させる会」は2日、都内で会見を開き、20年五輪の除外対象となってるレスリングを復活させるため、2月から国内で行っていた署名の数が82万1342人に達したと発表した。

 出席したロンドン五輪金メダルの米満達弘(26)、吉田沙保里(30)、小原日登美さん(32)らも街頭などで署名活動を行うなど、積極的に協力を呼び掛けてきた。当初は10万人が目標だっただけに、吉田は「今日、数字を聞いてビックリしました。人と人のつながりはすごいなと思いました」と感謝の弁。

 今後は国際レスリング連盟経由で、国際オリンピック委員会に署名を送る予定だという。