欧州グランプリを転戦していた競泳の日本代表チームが18日、帰国した。

 男子自由形の若きエースとして出場した全5レースで表彰台に立った塩浦慎理(21=中大)は「楽しかった。自信になりました」と笑顔で話した。188センチ、89キロの大型スプリンターは「いろいろなことを試せたし、収穫は多かった」。

 平泳ぎや背泳ぎなど「特殊種目」に比べて世界との差が大きいと言われ続けてきた自由形短距離だが、世界選手権(7月・バルセロナ)での決勝進出に向けて「予選から日本記録で泳ぎます」と話していた。