ノルディックスキーのジャンプ女子で高梨沙羅(クラレ)のライバルのサラ・ヘンドリクソン(米国)が、右膝の手術を受けたと30日、米国女子チームが発表した。前十字靱帯(じんたい)を再建し、内側側副靱帯と半月板を修復した。

 手術は成功したが、全治の判断は「時期尚早」として、来年2月のソチ冬季五輪に間に合うかなどは明らかにしていない。本人の「回復するために最大限の努力をする決意ができている」との談話を紹介した。

 ヘンドリクソンは21日にドイツでの練習中に負傷し、米国に戻っていた。昨夏には左膝の手術を受けたが約5カ月で復帰し、2月の世界選手権で高梨を抑えて優勝した。