<体操:世界選手権>◇第4日◇3日◇ベルギー・アントワープ

 男子個人総合決勝が行われ、ロンドン五輪金メダルの24歳、内村航平(コナミ)が6種目合計91・990点をマークし、前人未到の4連覇を果たした。初出場の20歳、加藤凌平(順大)が90・032点で銀メダル。同種目で日本勢の1、2位は冨田洋之、水鳥寿思の2005年大会以来で、通算3度目となった。

 内村は個人総合で3度制覇した女子のスベトラーナ・ホルキナ(ロシア)を抜き、最多優勝記録を塗り替えた。

 内村は予選で91・924点を出して首位通過し、上位24人(各国・地域最大2人)による決勝もライバルを圧倒。予選3位の加藤はほぼミスなしの演技を披露し、ファビアン・ハンブッヘン(ドイツ)が89・332点で3位に入った。