日本ホッケー協会は31日、12チームによる男子の日本リーグが競技力向上につながっていないため、2014年度の活動を休止すると発表した。

 日本リーグ機構によると、20年東京五輪で日本代表の上位進出に向け、より高いレベルで選手が競い合うため、今季から1部と2部に再編する予定だったが、参加表明が昨季優勝の名古屋フラーテルと岐阜朝日クの2チームのみだった。

 2部制導入などの今後の抜本的改革については各チームの了承を取り付ける必要があるため、リーグ再開のめどが立っていないという。昨季はレギュラーシーズンと決勝トーナメントを合わせ、72試合を行っていた。

 日本リーグは五輪出場を目指し、02年に社会人と大学生のチームが混在する形態でスタートした。男子の日本代表は1968年メキシコ五輪を最後に出場していない。