日本バスケットボール協会は11日、東京都内で理事会を開き、2016年にプロリーグを設立する方針を決めた。

 国内トップリーグのナショナルリーグ(NBL)や下部のNBDL、bjリーグに参加を呼び掛ける。日本協会の深津泰彦会長代行は「プロリーグ化へ不退転の決意で臨む」と語った。今後は協会が企業チームに対して運営会社設立を求め、交渉する。

 現在国内にはNBLとプロリーグのbjリーグがあり、今季のNBLはプロ7、企業5の12チームで構成されている。協会の丸尾充副会長は「会社として、バスケットボールを中心にやれる運営会社をつくろうということ」と説明した。

 協会は過去にもトップリーグとbjリーグが統合した新リーグ設立を目指した。だが、bj側が企業チームの入らない完全プロ化を望んだことなどもあり、構想は頓挫していた。