<テニス:シティ・オープン>◇30日◇米ワシントン

 男子シングルスで世界ランキング11位の第4シード、錦織圭(日清食品)は初戦の2回戦で同63位のサム・クエリー(米国)を6-4、5-7、6-4で下した。3回戦では同91位のルカシュ・ラツコ(スロバキア)と対戦する。

 女子シングルス2回戦で奈良くるみ(安藤証券)はザリナ・ディアス(カザフスタン)に逆転勝ちし、準々決勝に進んだ。3-6、6-2で迎えた第3セット、4-0の第5ゲーム途中で相手が右肘の負傷で棄権した。

 女子ダブルスで第2シードの青山修子(近藤乳業)ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)組は初戦の準々決勝でイリナ・ファルコニ、ケリー・ウォン(米国)組を6-2、6-2で破り、4強入りした。

 錦織圭のコメント。

 「全体的に悪くなかった。接戦を制することができて、自信もつく。まだ簡単なミスがあるので、それを減らしていきたい」。

 奈良くるみのコメント。

 「自分のテニスを貫いて、最後は戦意を喪失させられた。第1セットの後半から、踏み込んで打っていこうと切り替えていいプレーができた」。