体操男子で世界王者の内村航平(25=コナミ)の進化が止まらない。

 10月に行われる世界選手権(中国)の男子代表が12日、都内で練習を公開。内村は、昨年の世界選手権から、難度を示すD得点を、6種目合計で1・4点上げることを明らかにした。今回、代表で初めて主将になり「僕がDスコアを上げていけば、下の若い選手もついてくる」。1種目で0・1点上げるのも難しい体操で、1・4点の加点は驚異的だ。

 世界選手権では、前人未到の個人総合5連覇がかかるのと同時に、アテネ五輪以来の世界大会団体金メダルを目指す。