<柔道:世界選手権>◇第1日◇25日◇ロシア・チェリャビンスク

 女子48キロ級で初出場の19歳、近藤亜美(三井住友海上)は決勝でパウラ・パレト(アルゼンチン)に優勢勝ちして優勝した。同級で日本勢の金メダルは2大会ぶり。

 近藤は3回戦で昨年大会覇者のウランツェツェグ・ムンフバット(モンゴル)に優勢勝ち。準決勝はキューバ選手に合わせ技で一本勝ちした。

 男子60キロ級で21歳の高藤直寿(東海大)は準決勝でベスラン・ムドラノフ(ロシア)に惜敗して2連覇を逃した。世界ランキング1位の高藤は順調に勝ち上がったが、準決勝は相手を攻めながらも指導の差で敗れて3位決定戦へ回った。

 女子48キロ級のロンドン五輪覇者サラ・メネセス(ブラジル)は初戦の2回戦でフランス選手に敗れた。