<柔道:世界選手権>◇最終日◇31日◇ロシア・チェリャビンスク◇男女団体戦

 昨年3位の日本男子が決勝でロシアを3-2で下し、同選手権に団体戦が組み込まれた2011年大会以降で初めて優勝した。

 日本男子は準決勝で昨年覇者のグルジアを4-1で撃破。決勝は66キロ級3連覇の海老沼匡(パーク24)、73キロ級の大野将平(旭化成)が連敗したが、81キロ級の永瀬貴規(筑波大)と90キロ級のベイカー茉秋(東海大)が勝って追い付き、最後は100キロ超級銀メダルの七戸龍(九州電力)の一本勝ちで逆転した。

 2連覇を狙った日本女子は銅メダル。準決勝でフランスに2-3で敗れたが、ロシアとの3位決定戦は0-2とされてから63キロ級銅メダルの田代未来(コマツ)、70キロ級銀メダルのヌンイラ華蓮(了徳寺学園職)、78キロ超級7位の山部佳苗(ミキハウス)が3連勝した。優勝はフランスだった。