ラグビー関西大学Aリーグ開幕(10月5日)に先立ち22日、大阪市内で会見が行われ、各校の監督と主将が意気込みを語った。

 昨季12季ぶりに優勝した立命大の中林正一監督(35)は「部史上初の連覇を目指したい」と目標を掲げた。2シーズン目を迎えた京産大の元木由記雄ヘッドコーチ(43)は「昨年は3位に終わってしまった。ぜひとも優勝を目指し頑張ります。相手のスペースを奪うディフェンスで攻撃につなげたい」と話した。

 関西協会の坂田好弘会長(71)は「関西から大学チャンピオンを出したい」と協会としてのサポート体制の強化を打ち出した。来年4月には、同リーグ選抜チームとニュージーランド大学との試合を始めて行うという。「太刀打ちできるか分からないが、大きな経験になる」と期待を語っていた。

 また、ファン層拡大などのため、今シーズンの観客動員数5万人を目指すといい、花園ラグビー場で行われる開幕戦では、1万人の集客を目標にするという。新たな販売方法も複数開始する。「チケット大口購入パック」では、一括購入50枚以上をシルバー、100枚以上をゴールド会員として、日本代表ジャージープレゼントの特典などがある。詳細は関西協会HP(http://rugby-kansai.or.jp/)。