<テニス:楽天ジャパン・オープン>◇30日◇有明コロシアム◇男子ダブルス1回戦

 世界ランク7位の錦織圭(24=日清食品)が内山靖崇(22=北日本物産)と組んだ男子ダブルス1回戦で、マリウシュ・フィルステンブルグ(34=ポーランド)トレト・ユーイ(29=フィリピン)組を6-2、6-4のストレートで下し、準々決勝に進出した。

 内山と息の合ったプレーを見せ、初戦を白星で飾った錦織は「自分も内山もいいプレーが出て、1回戦からいい試合ができたのはうれしい。自分にとっての初日からこんなにたくさんのお客さんの前でやれて光栄ですし、明日からシングルスもあるので頑張ります」と56分間での快勝を喜んだ。2年ぶりの優勝を狙うシングルスは10月1日に1回戦でイワン・ドディグ(クロアチア)と対戦する。

 また、内山は「立ち上がりは緊張するが、幸先よくブレークできリラックスしてプレーできた。最終的には優勝を目指すが、まずは次の試合に向けてしっかり準備したい」と気を引き締めた。