仁川アジアパラ大会第2日は19日、韓国の仁川で行われ、陸上男子5000メートル(視覚障害T11)で和田伸也(大阪府視覚障害者福祉協会)が16分20秒48の大会新記録で優勝し、今大会の日本勢金メダル第1号となった。

 同5000メートル(視覚障害T12)は堀越信司(NTT西日本)、同走り幅跳び(切断などT42、44)は山本篤(スズキ)がそれぞれ大会新記録で制した。

 競泳は男子の山田拓朗(NTTドコモ)が200メートル個人メドレー(運動機能障害SM9)と50メートル自由形(同S9)の2冠を獲得したほか、男子50メートル自由形(視覚障害S11)は木村敬一(東京ガス)、女子50メートル自由形(運動機能障害S10)は16歳の池愛里(東京成徳大高)がそれぞれ勝った。

 自転車の混合タンデム1000メートルタイムトライアル(視覚障害)は鹿沼由理恵(メットライフ生命保険)が優勝し、車いすテニス男子シングルスでパラリンピック2連覇中の国枝慎吾(ユニクロ)は初戦の2回戦でスリランカ選手に6-1、6-0で快勝した。ゴールボール女子の日本はリーグ戦の初戦で中国に1-2で敗れた。