東北フリーブレイズは14日、09-10年シーズンからのアジアリーグアイスホッケー新規参入の合意を受け、宮城県庁など3カ所で会見を行った。青森・八戸市を本拠地とし、三沢市、盛岡市でも試合を開催する。荒城啓介監督(34)は「地域密着型で東北に根付きたい」と意気込んだ。

 9月の開幕に向け、現在の14人から23人まで選手を補強する予定。15日、移籍選手リストが開示される。東北フリーブレイズは先月廃部した西武の選手を中心に補強をする。荒城監督は「リーダーシップのある選手がほしい」と元西武のFW鈴木貴人主将(33)に興味を示した。「高校(駒大苫小牧)の後輩。日本代表も経験し、リストに上がれば話したい」とラブコールを送った。

 チームは現在、自主トレで体力強化をし、8月1日の練習開始へ準備中だ。荒城監督は初年度の目標を「プレーオフ進出」と明言した。【三須一紀】