バンクーバー五輪フィギュアスケート女子銀メダリスト浅田真央(19=中京大)のマネジメント会社は24日、浅田側がカナダ人のブライアン・オーサー氏(48)にコーチ就任のオファーを出したとする23日の韓国での報道を否定した。同氏は、浅田のライバル金妍児(韓国)を同五輪金メダルに導いていた。浅田の担当マネジャーは「根も葉もない話。なぜ韓国でそのような話が出たのか分からない」と話した。

 浅田陣営は、最近2シーズン師事したタラソワ氏に代わるコーチを探している。一方の金は、現役続行かプロ転向か未定。そんな状況で降ってわいた、オーサー氏へのコーチ就任打診の話に、同マネジャーは「日本スケート連盟の方からも問い合わせがあったけど『そんな日本と韓国の仲が悪くなるようなことはしない』と答えた」と話し、今後の打診の可能性についても否定した。