日本スケート連盟の新理事に就任したフィギュアスケートのトリノ五輪金メダリスト荒川静香さん(30)が7日、「初仕事」として都内での理事会に出席した。橋本聖子会長に紹介され、黒いジャケット姿で冒頭であいさつ。「選手と連盟のパイプ役を務めたい」と決意を述べた。現役時代から2者の距離感に疑問を持っており、「歩み寄れるようにクッションになっていきたい」。今後は選手1人1人に直接聞き取り調査していく。30歳の史上最年少理事として「(14年の)ソチ五輪まで時間はないですが、少しでも良い方向に進めれば」と話した。