明大ラグビー部が18日、大学日本一を目指して「出げいこ」をした。大学選手権準決勝進出をかけて23日に対戦する東海大対策として、相撲部と合同練習。選手たちは明大和泉キャンパスの相撲場で、ぶつかりげいこなどをした。小学生時に全国ベスト8の経験があるNO・8堀江恭佑や、わんぱく相撲で板橋区大会4連覇したプロップ須藤元気らが激しい当たりで相撲部員たちを驚かせた。

 故北島忠治監督が相撲部出身ということもあり、相撲は明大ラグビーの原点でもある。就任4年目で初めて出げいこした吉田監督は「大型FW対策です」と言いながらも、精神面での効果にも期待を寄せた。「前に出るのは相撲もラグビーも同じ。それを選手たちに学ばせたかった。北島監督も、天国から見守ってくれているでしょう」と話していた。