- スポーツメニュー
-
止まらない15歳奈良くるみが8強/テニス
- 8強入りした奈良くるみ(撮影・野上伸悟)
<テニス:全日本選手権>◇4日目◇14日◇東京・有明テニスの森◇男女シングルスほか
女子シングルス3回戦で奈良くるみ(15=大産大付高)が05年大会準優勝の米村知子(25)を6-2、1-6、6-3で撃破。06年大会女王の高雄恵利加(20)に勝った2回戦に続き強豪を下し、史上5番目に若い15歳10カ月で8強入りを果たした。土居美咲(16)と組んだダブルスでは2回戦で高岸知代(23)、手塚玲美(27)組に6-2、2-6、2-6で逆転負けしたが、きょう15日のシングルス準々決勝の波形純理(25)戦で4強入りに挑む。
「ヨシッ!」歓喜の叫びの後は、ガッツポーズを繰り返した。2時間8分の熱戦を制し、伊達を1歳以上も上回る史上5番目の若さで8強進出。奈良は「ラリーで負けなかったし、自分の力を出し切れたのでよかったです。点数?80点ですね」と笑みを浮かべた。
楽な戦いではなかった。「バックハンドのラリーは良くなかった」と振り返ったように得意のショットと課題のサーブが決まらない場面も多かった。それでも第2Sを落としながら「体力的にきつかったので第3Sにつながればいい」と素早く気持ちを切り替える「賢さ」を見せ、第3Sを確実に奪ってみせた。
強豪を連破し勢いに乗る15歳の前に、準々決勝では05年大会4強の波形が立ちはだかる。それでも「プロの選手と互角に戦えるのはすごい自信になる。やるからには勝ちにいって良いプレーを見せたい」。史上初めて全日本ジュニアの年齢別すべてを制した「ジュニア女王」の勢いは止まらない。
[2007年11月15日9時38分 紙面から]
最新ニュース
- 真央トリプルアクセル跳ぶ [16日00:21]
- 城内がジャークで日本新/重量挙げ [16日00:13]
- 66キロ級の内柴は2位/柔道 [15日21:31](写真あり)
- 浜口京子が海外の強豪と練習 [15日19:22]
- 浜口戦で誤審の審判3人を五輪から除外 [15日19:20]
- 江種が柔道講道館杯を欠場 [15日19:06]
- オグシオ圧勝で準々決勝へ/バドミントン [15日18:49](写真あり)
- 15歳の奈良は準々決勝で力尽く/テニス [16日02:35](写真あり)
- 100m銀メダリストのテーラー氏死去 [15日15:10]
- 土佐、高地合宿で昆明へ出発 [15日12:28](写真あり)
- 水泳代表に異例の「選手権水質調査隊」 [15日09:39]
- ラグビーW杯ではドーピングなし [15日08:50]
- IOC医事委員長は北京の大気汚染楽観 [15日08:38]