日本ラグビー協会の薫田真広強化委員長(51)ら15人制男子の強化スタッフが3日、来年のW杯会場となる東京・調布市の味の素スタジアムを視察した。

同スタジアムは日本がロシアと対戦する来年9月20日の開幕戦会場。日本代表戦も行われるスタジアムだが、W杯ではロッカールームの仕様や選手導線、ウオーミングアップ会場などが通常とは異なる。大会組織委員会から説明された同委員長は「開幕戦はいつもと違う雰囲気にもなる。完璧な状態に準備をして臨みたい」と話した。

この日の視察は大会組織委員会による公式ベニュー視察で、今後は横浜など日本の試合が予定される他の会場も視察する。初のベスト8進出を目指す大会まで20日であと1年。薫田委員長は「近づいてくると、いろいろなプレッシャーもある。ホームの応援を力にしたい」と話していた。