日本ラグビー協会は13日、6日に北海道で震度7を観測した地震により開催を中止していたトップリーグ第2節神戸製鋼-宗像サニックス戦(8日、札幌市・月寒屋外競技場)を、29日に同地で代替開催することを決定した。

29日は午後1時キックオフで行われ、同協会は「試合開催に向けて最低限のインフラが整ったこと、北海道ラグビーフットボール協会の運営体制が整ったことを踏まえて開催を決定いたしました。また本試合は、今回の震災で被災された方々への復興支援、トップリーグ開催を楽しみにされていたファンの方々への感謝の意味も込めて開催いたします」とした。

当初、8日に予定されていたゲームは、神戸製鋼に新加入した元ニュージーランド代表(オールブラックス)の世界的SOダン・カーター(36)のデビュー戦となる可能性があった。カーターは14日の第3節サントリー戦(東京・秩父宮)の先発に名を連ねており、同戦でトップリーグデビューとなることが決定的だが、順調にいけば北海道のファンの前でも勇姿を披露することになる。