ラグビー日本代表候補合宿が24日、和歌山・上富田町で始まった。15人制男子代表では初めての和歌山合宿で、初日は午後から約1時間半のウエートトレーニングで汗を流した。

20日で19年W杯(ワールドカップ)日本大会まで1年となり、11月には世界ランキング1位ニュージーランドや同4位イングランドとのテストマッチも控える。

サントリー1年目で猛アピールを続ける梶村祐介(23)は、練習生で合宿に参加した兵庫・報徳学園高3年時以来となる桜のウエアを着用し「5年前は18歳だった。その時と比べると自覚を持って取り組める。(代表CTBでクボタの)立川さんを尊敬しているので、どういう風に考えているのかを学びたい」と意気込んだ。

ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(48)は「期待を押しつける訳ではなく、(トップリーグ開幕からの)4節を見て感銘を受けた。実際に会って個性を見て、W杯でのチーム力に欠かせない要素を持っているのかを見たい」と説明。合宿は27日まで行われる。