ラグビー日本代表候補で15年W杯イングランド大会に出場したCTB立川理道(28=クボタ)が26日、「新顔」の存在を意識した。

和歌山・上富田町で行われている代表候補合宿はこの日が練習打ち上げで、27日に解散。走り込みに終始した全体練習を終え「しんどかったけれど、チームでやろうとしていることの中で重要な1つ」と意義を強調した。

19年W杯日本大会までは1年を切り、今合宿には同じCTBの梶村祐介(23=サントリー)が招集された。梶村は合宿初日に「立川さんをすごく尊敬している。どういう風に考えているのかを学びたい」。一方、憧れられている立場の立川も「彼が(練習生として合宿に参加していた)高校3年生の時に代表で一緒に練習していましたし、それ以降もあいさつをしてくれていた。今回も食事を一緒にしたり、バスを一緒に乗ったりしてしゃべりました。僕にとって脅威ですけれど、一緒に競争していって、チームのためにできたらいいと思います」と後輩について語った。

梶村については「トップリーグを見ていてもしっかりとしていますし、安定してプレーしている」との印象を抱く。秋の代表メンバー発表は10月1日。新戦力の台頭も好材料とし、ジャパンはさらにチーム力に磨きをかける。