ラグビーワールドカップ2019組織委員会は12日、第三者調査期間による大会認知度調査を実施し、全国平均で過去最高の68・3%に達したことを発表した。

今回の調査は9回目で、2017年12月の前回調査から12ポイント上昇。開催地となる12都道府県内における平均認知度は71%を記録した。これまでの最高は、15年ワールドカップ・イングランド大会直後の2015年10月に記録した63・3%だった。

組織委の嶋津昭事務総長は「このたびの大会への認知度調査の結果は、大会の成功にとって非常に前向きなものだと思います。大会本番までいよいよ1年を切り、開催都市、公認チームキャンプ地をはじめとした日本全国でラグビーワールドカップ2019日本大会への関心、期待が急速に高まっていることを実感しています。残り1年、この数字をさらに向上させ、期待を熱気に変えていけるよう、一丸となって取り組んでいきます」とコメントした。

今回の認知度調査はインターネットを用いて全国の20から69歳男女を対象に9月1日から10月1日まで行った。