ラグビー日本代表のWTB福岡堅樹(26=パナソニック)が、19年W杯日本大会を見据えて世界ランキング4位のイングランド代表とのテストマッチ(17日)に臨む。

7日、代表選手とともにイングランド戦などに向けて羽田空港から英国へ出発。W杯で8強入りを狙う日本は、1次リーグで同2位のアイルランド代表、同7位のスコットランド代表と対戦する。福岡は「W杯では欧州の2チームがカギになる。(イングランド戦で)どういった形を見せられるかが大事」と強調した。イングランドは15年W杯まで日本を率いたエディー・ジョーンズ氏(58)が監督を務める。「あくまでもプレーするのは選手。そこは意識せずに戦いたい。過去よりも未来にフォーカスしたい」。

3日の同1位のニュージーランド戦では、トライゲッターとしてトライにこだわったが「今回はこだわらず、トライの起点となるようなプレーが出来れば良い。攻撃だけでなく、防御も大事。しっかりと自分の仕事をしたい」と気合を入れた。

イングランド戦は「ラグビーの聖地」ことロンドン郊外のトゥイッケナム競技場で行われる。8万2000人を収容する会場で「アスリートとしてたくさんの方の前でプレー出来るのは幸せ。W杯に向けて良い準備になる」と話した。