桐蔭学園が37-14で慶応を下し、4連覇を達成した。前半は3トライで25-7とリードし、後半も2トライを加えて完勝した。

10月のユース五輪(ブエノスアイレス)7人制ラグビーに出場して銅メダルを獲得したSH小西泰聖(3年)が初出場初先発。「まだ15人制に慣れていないところもある」と言いながら、主将としてSHとしてチームを操縦した。6点リードの前半18分には、自らチーム初トライを決めた。藤原秀之監督(50)は「やはり小西が加わると余裕が出る。大きなコントローラーですから」と信頼を置く。小西は「メダルはもう置いておいて、花園の単独優勝しか頭にないです」と全国優勝を目標に掲げた。