ラグビー日本代表は20日、英西部のチェルトナムで世界ランク19位のロシア代表とのテストマッチ(24日、英グロスター)に向け、2部練習を行った。

午前練習後、取材に応じたSO松田力也(24=パナソニック)は、19年ワールドカップ(W杯)日本大会開幕戦の相手に対し「本番を見据える上で何をやっても勝てないと思わせないといけない。開幕戦をイメージして、攻守で圧倒し、『日本は強い』という印象を与えたい」と意気込んだ。

ロシア戦は今秋ツアーの最後のテストマッチとなる。ジョセフ・ヘッドコーチ(49)はW杯に向けて「最も重要な試合」と位置づけ、若手を積極的に起用することを示唆している。松田もメンバー入りが有力で「良い準備は出来ている。(同じポジションの田村)優さんと遜色がないところをアピールして、成長した姿を見せたい」。

フランカー布巻峻介(26=パナソニック)は「ブレークダウン」「防御でのプレッシャー」「タックルの精度」の3つのポイントを挙げ「ペナルティーに注意して、チーム一丸となってたたきのめしたい」と完勝を誓った。